大規模な店舗左官から戸建てのリフォームまで左官に関することなら高槻市のみたりにお任せください。
総合建築みたりは山下左官工業所をグループ会社として保持しております。
左官技能士が仕上げる、おしゃれな薄塗り磨き仕上げ材デコリエから、土間打ちやモルタル施工などの一般戸建ての左官工事、漆喰壁塗装、防水・内装塗装まで様々な左官工事に対応しております。
また、左官工事だけではなくタイル・防水・組積(ブロック積み)工事も承っております。タイル工事も専属の職人がおり、様々なご要望にお応えできます。
日常の中でいかに左官が力になれるか、幅広い施工実績で施主様、リフォーム会社様、設計士様の「こうしてみたい」に対応できる幅広い技術に自信があります。
現代の左官職人の主な工事は、建物の下地作りです。内装・外装を問わず、コンクリートの表面を平滑にする作業(ならし)や、塗装・タイル張り仕上げの下地作りなどを手掛けています。
現代の左官でも従来からの材料を用い、漆喰に珪藻土、砂、モルタルなどさまざまです。モールテックスや、デコリエのように、優れた機能を持つ次世代の左官材料も普及してきています。
ただ、これらの左官技術には、精密さと芸術性を要求されるため、短縮した技術と豊富な経験が必要です。多様な左官材料を熟練のコテ捌きで塗り上げが必要です。
また、左官材料は地球にやさしい自然素材のため、シックハウス症候群の原因となる有害物質やアレルギーを引き起こす物質を含んでいません。解体・廃棄する際も有害な産業廃棄物をほとんど出さず、環境への負荷を最小限に抑えて処理できます。さらには調湿性や防火性に優れ、厚く塗れば断熱性や防音性も期待できるなど、これからの地球にとってSDGsの視点から多くの魅力があるのです。
左官の仕事は、古代日本から正式な役職として存在してきました。当時から、壁を塗る技術は一定の職人が専門性をもって、宮廷の建築に関する仕事を担ってきました。
長年にわたって培われてきた日本の住まいに対する知恵と伝統技能によって確立された、多くの工法で塗られた塗り壁。高い技術をもって塗られた壁は、主に漆喰(しっくい)やモルタルなどの材料を使って、壁や天井、床の表面を均一に仕上げ、「日本壁」と総称されることがあります。
江戸時代には漆喰仕上げが左官によって開発され、江戸のまちで頻発していた火事の抑制に貢献しました。
また、デザイン性が飛躍的に向上したのもこの頃で、商人の土蔵や町家の装飾施工も請け負うようになりました。
さらに、文明開化後に広まった洋風の建築物の装飾にも、左官が携わっています。
手仕事ならではの多様性や味わいを持つ仕上げが職人の手で施され、まるで生命を吹き込まれたかのような美しい壁に仕上がります。
素材や道具の吟味から施工方法や様々な模様まで、左官職人には高度な熟練が必要であるため、現代ではこういった技術を持つ職人は減少しています。
総合建築みたりでは、この高い左官技術を風化させないためにも、技術を若い世代に受け継ぎ、伝統的な日本壁をこれからも守っていきます。
総合建築みたりでは『Decolieライセンス認定登録証』 を取得しております。
デコリエは無機結合材と有機系エマルションにより構成されたこれまでにない高意匠性仕上げ材です。左官のこて塗り技術を生かし、種々の下地へ施工ができ、仕上の可能性を大きく広げることができます。
特徴
■つなぎ目のない仕上げが可能です。
■1mmという薄い仕上げ層にもかかわらず、重厚感のある仕上げが可能です。
■柔軟性を有する反面、耐摩耗性に優れ、硬度の高い仕上がりが期待できます。
■顔料を添加することによりオリジナルな色調とすることができます。